サスペンスドラマでよく事件の動機になる遺産相続。
何も、○○流の家元や財閥の家柄に限ったことではありません。
遺産についての考え方は人それぞれで、次の世代に残したい人、自立した大人に残す必要はないと考える人、様々です。
残されるほうも様々で、まったくあてにしない人、人生設計に遺産を組み込んでいる人、色々な考え方があります。
残す方と残される方の考え方が合致していれば問題になることもありませんが、この考え方が違うと生前から困ったことになるケースも少なくありません。
そんな時のために遺言状は有効です。
日本では万一に備えるだけでも縁起が良くないと考えられがちですが、欧米では遺言状は生活に密着した存在です。
日ごろから書くことで生活を見直し、書きっぱなしではなく、ライフスタイルの変化に合わせて書き直し、自分の意思を周囲の人に理解してもらう手段です。
遺産相続の遺言状には正式な書式の決りがあり、自分で調べ、作成することも可能ですし、遺言状作成キットなども販売されています。
もちろん、法律の専門家に依頼することも可能です。
昨今、人生の終末期を充実させるためのグッズなどが増えてきたことを考えると、日本でも老後を、必ずしもネガティブなものととらえるばかりではなくなってきたのかもしれません。
大切な人を亡くした時に、しなければいけない遺産相続。
全てが非日常の出来事です。
残したい、残したくないに関わらず、愛する家族のためにできることを準備しておくのは大事なことなのではないでしょうか。
