代々木上原で地下鉄に乗り換えアルバイトに行っていた彼
Posted on 7月 8th, 2011 by Wilson Cham 2009-02-26
大学の友人はとても忙しい生活をしていました。
通学だけでも代々木上原経由で2時間ほどかかるのに、野球部に所属していて、さらにアルバイトもしていました。
彼は高校から私立の学校に通っていたようです。
ときどき甲子園にも出場するような名門校といわれる学校だったようですが、残念ながら彼の学年は甲子園には行けなかったようです。
それでもかなりの実力があった彼がどうして野球がそう有名でもない大学に来たのか不思議でした。
彼の通学時間は往復で4時間かかることになります。
でも彼は時間を有効利用していて、大学の近くの駅から乗った電車を代々木上原で乗り換え、帰宅途中にアルバイトをしていました。
定期券があれば、途中下車はたやすいことです。
交通費も節約できます。
彼は一人っ子のようでしたが、私立の大学に通い、さらに野球もやっていたので両親の負担を考えてのアルバイトだったのだと思います。
野球は用具ばかりでなく、遠征や合宿などにもお金がかかるようでした。
私はテニス部でしたが、部活が終わって帰るときに駅のホームで彼によく会いました。
新宿方面に向かう電車に乗る人はあまりいなくて、会えば代々木上原の駅まで一緒に帰りました。
部活をしながら通学している人が少なかったのか、部活をしているために学校近くでひとり暮らしをしている人が多かったのか、今考えればみんないろいろ事情があったのだと思います。
代々木上原で反対側のホームで待っている地下鉄に乗り換える彼に向かって「アルバイトがんばってね。
」と電車の中から言うのが、いつもバイバイのかわりでした。
